「講演料は、いくらですか」。この質問は、とても聞きにくいと思います。
もしあなたが、講師を探す係になって、何から調べればいいか困っているなら。
もしあなたが、「予算が少ないのに問い合わせたら、失礼かな」とためらっているなら。
もしあなたが、呼んだあとで「思っていた話と違った」となるのがこわいなら。
この記事は、あなたのためのものです。講演者を探している方が、「中澤隆を呼ぶかどうか」を決めるための材料として書きました。
僕は中澤隆(なかざわ りゅう)です。視覚障害のB2というクラスで、パラトライアスロンをしています。盲導犬のシュクレと暮らしています。
講演は2017年に始めました。ここ3〜4年は、年に50回前後、登壇しています。小学校、中学校、高校、大学、企業、自治体、福祉団体。いろいろな場所で話してきました。
今日は、聞きにくいことを、先に僕のほうから書きます。
お急ぎの方は、[email protected](つなひろワールド)へ、そのままご連絡ください。
先に、答えを書きます。
講演料は5万円〜(内容・時間によりご相談ください)。お問い合わせフォームから、お気軽にどうぞ。
金額は、次のようなことで変わります。
学校、企業、自治体。それぞれに事情があります。だから、いちばん早いのは、まず相談していただくことです。
「予算はこのくらいなのですが、来てもらえますか」。
このご相談も、遠慮なくどうぞ。聞いていただいて困ることは、ひとつもありません。
料金の話は、担当の方にとってラスボスかもしれません。
つまり、いちばん気が重くて、つい後回しにしたくなる話、ということです。
でも、いちばん聞きにくいことを最初にすませてしまえば、そのあとの日程や内容の話は、ずっと楽な気持ちで進められると思うので、どうか金額のことから先に聞いてください。
ただ、本当にお伝えしたいのは、金額の話ではありません。
僕が大事にしているのは、「呼んでよかった」と思っていただけるかどうかです。
聞いた人が、その日のうちに、何か小さな一歩を踏み出す。そういう講演にしたいと思って、続けてきました。
合言葉は、ふたつあります。
このふたつを、僕の人生の話と一緒に届けています。
会場を出るときに「いい話だったね」で終わるのではなく、家に帰ってから靴下を1足はくような、ほんの小さな動きがひとつ生まれることを、僕は毎回の目当てにしています。
僕がどんな話をするのか、短く書きます。
27歳で、緑内障と診断されました。31歳で、視覚障害者になりました。13年勤めた会社も、離れることになりました。
そのときの僕は、25メートルも泳げない、ただの太ったおじさんでした。
レベル1のおじさんです。
つまり、体力も、自信も、ほとんど何も持っていなかった、ということです。
その僕が、トライアスロンに出会いました。
……こうして並べると、すごい人みたいです。ちがいます。
特別な才能の話ではありません。
動けなかった人間が、どうやって動けるようになったのか。その工夫の話です。
だから、小学生でも、会社で働く大人でも、聞く人の年齢や立場に関係なく、それぞれが自分の一歩に置きかえて聞ける話になっているのだと、9年続けてきて感じています。
テーマは、4つから選べます。
よく選ばれる組み合わせは、こうです。
もちろん、これは目安です。
「うちの生徒は、こういうことで悩んでいます」「社員に、こういうことを感じてほしい」。そう教えていただければ、中身を調整します。
テーマをひとつに決めきれないときも、そのままで大丈夫で、「挑戦の話を中心に、盲導犬のことも少し」というように、ご相談しながら聞き手に合わせて形を整えていきます。
形式は、柔軟に対応できます。
オンラインでも、数百名の規模でお話ししたことがあります。
盲導犬のシュクレも、一緒に登壇できます。
その場合は、会場の動線や、シュクレが待つ場所について、先に少しだけ相談させてください。配慮してほしいことは、前もってお伝えします。
子どもたちにとっては、盲導犬の本物の仕事を、すぐ近くで見る機会にもなります。
たぶん、会場の視線は、僕よりシュクレに集まります。……講師は僕です。
時間も、形も、場所も、「こうでなければ引き受けられない」という決まりはほとんどないので、まずはそちらの事情をそのまま聞かせていただいて、その中でいちばん良い形を一緒に探したいと思っています。
お問い合わせの窓口は、ひとつにまとめています。
公式の窓口は、株式会社つなひろワールドです。担当は鈴木さんです。
日程の調整。料金。契約。当日の進行。すべて、こちらで対応します。
流れは、4つです。
僕本人ではなく、まず窓口に声をかけていただくのが、いちばんスムーズです。
決まっていないことが多くても大丈夫で、日にちの候補も、人数も、予算も「まだ未定です」のままで送っていただければ、そこから一緒に形を決めていけます。
最後に、よく聞かれることを3つ、まとめます。
料金はいくらですか。
講演料は5万円〜(内容・時間によりご相談ください)。学校・企業・自治体のちがい、形式、場所、移動の距離で変わります。お問い合わせフォームから、お気軽にどうぞ。
何人くらいまで、対応できますか。
30名前後のクラスから、数百名の全校集会や企業研修まで、対応してきました。オンラインでも、数百名の経験があります。
盲導犬のシュクレは、連れて来られますか。
はい、一緒に伺えます。会場の動線と待つ場所だけ、先にご相談させてください。子どもたちに、盲導犬の本物の仕事を見てもらう機会にもなります。
お問い合わせ先
講師を探す係になって、この記事までたどり着いたあなたは、もう、聞く人のために動いている人です。
見えなくなっていく世界の中で、支えられながら挑み続ける。その旅を、仲間と一緒に。
あなたの会場で、お会いできる日を楽しみにしています。
中澤の挑戦を、これからも見届けてもらえたら嬉しいです。日々の練習やレース、盲導犬シュクレとの暮らしを発信しています。
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