「もう終わった」。そう思った夜が、ある人へ。
仕事、体、大切なもの。何かをなくして、まっ暗な気持ちになった夜が一度でもあるなら、今日の話は、あなたの話です。
僕は中澤隆(なかざわ りゅう)です。視覚障害のB2というクラスで、パラトライアスロンをしています。
僕の人生を、まるごと16分の動画にまとめました。ナレーションと字幕がついています。まずは、こちらからどうぞ。
昔の僕の口ぐせは、「どうせ自分なんて」でした。
25メートルも泳げませんでした。徒競走は、ビリか、ビリから2番目でした。
そんな男が、226kmです。自分でも、たまに「誰の話?」と思います。
緑内障と言われ、会社をクビになった頃の僕には、「ゲームオーバー」の文字が見えていました。
つまり、自分の人生はここで終わりだ、と本気で思っていた、ということです。
でも、終わりませんでした。支えてくれる人たちと一緒に、1歩ずつ進んだだけです。そのぜんぶを、動画の中で正直に話しています。
あの頃の僕と同じように、今、まっ暗な夜の中にいる誰かのところへ、この16分が届いて、「もう少しだけ進んでみようか」と思うきっかけになってくれたら、こんなにうれしいことはありません。
2026年9月13日、IRONMAN JAPANを完走しました(14時間43分54秒・PCクラス2位)。この挑戦は、支えてくれる人たちと一緒に作る物語です。次の挑戦も、日々の練習やレースの様子を発信していくので、そばで見届けてもらえたら嬉しいです。